ブルーゾーンとは

ナショナル・ジオグラフィックの研究者ダン・ビュイトナーが2004年に提唱した概念。世界中で100歳以上の人口比率が突出して高い5地域を「ブルーゾーン」と名付けた。

5つのブルーゾーン

地域特徴
沖縄日本世界最長寿の女性群。豆腐・ゴーヤ・紫芋中心の食事
サルデーニャイタリア男性長寿が突出。ヤギ乳チーズ・赤ワイン・坂道の生活
ニコヤ半島コスタリカトウモロコシ・豆・果物中心。強い家族の絆
イカリア島ギリシャ地中海食。ハーブティーの習慣。昼寝の文化
ロマリンダ米国セブンスデー・アドベンチスト教徒。菜食・安息日の休息

9つの共通法則「パワー9」

ビュイトナーの研究チームは、5地域に共通する生活習慣を「パワー9」としてまとめた:

1. 自然に体を動かす(ジムではなく日常の動き)

2. 目的意識を持つ(沖縄の「生きがい」)

3. ストレスを逃がす習慣がある(昼寝、祈り、ハッピーアワー)

4. 腹八分目で食べる(沖縄の「腹八分目」の教え)

5. 植物性食品中心の食事

6. 適度な飲酒(1日1〜2杯のワイン)

7. 信仰コミュニティに属する

8. 家族を最優先にする

9. 正しい社会的つながりを持つ

沖縄の長寿は失われつつある?

沖縄は1980年代まで世界最長寿地域だったが、2000年以降は平均寿命ランキングが低下。「26ショック」(2000年の都道府県別平均寿命で男性が26位に転落)と呼ばれた。アメリカ統治時代以降の食生活の西洋化(ファストフードの普及)が主因とされる。